名残り桜@滝沢演舞城'08

ただ春の夜の夢のごとし





26日は演舞城の夜公演に行ってまいりました。
行動記にそった挨拶は別エントリとさせていただき、まずは、

千穐楽おめでとうございます。
滝沢座長、出演者の皆さま、スタッフの皆さま、並びに劇場関係者の皆さま、
お疲れさまでした。そして、とてもとても素敵な時間をありがとうございました。
足を運んだファンの皆さまもお疲れさまです。


寂しかったなー。終わってしまうのが、心底寂しかったなー。


ああでも、本当に素敵な春だった。
心残りなく夏を迎えられます。


ないよ。


心残りなんて。


たぶん。





……は!!! 

今年も滝こみごはん食べてない。

食い意地の張った心残りは切望と共に来年に持ち越し、以下、26日夜公演の感想になります。
自分はとても感情移入のラインが低い上に、
それほど深く演劇に触れているわけでもない旨ご了承ください。

※ぼろぼろと追記していきます。ひとまず27日の内に一旦アップ。

 

【滝沢演舞城】2008年4月26日 夜 3階

<一幕>
ジャニーズ白虎隊/口上
・北山みっくん
 年齢を上げ、なぜ自分は白虎隊に入れないのか座長(社長?)に問うたみっくん、
 爽やかな笑顔で「……“論外”だってさ★」
 そして「お父さんお母さんもうちょっと遅く生んでくれ」と(みっくん、無茶言うな)

・戸塚さん……なんだっけ?(これでも戸塚さんファンです)
 あの、なにかこう「とっつー」と近い語感の単語を並べて「……とっつー!」って。
 とっつー!って!……ごめん、とっつ。
 (でも覚えられないんだよ。はわわってなって覚えられないんだよ。たぶん)
 (インパクトが弱っ……いや、自分の記憶力が弱いということで)

・河合ちゃん
 戸塚さんがはなまるに出られて自分が出られない理由を「それはフケ顔だから」
 河合ちゃん、五関さんがいないからって自分で自分を弄り倒さんでも(涙々。。。)

・藤ヶ谷父さん
 河合ちゃんの口上がツボってしばらく話出せない父さん。
 (河合ちゃん、ステージ上 “ の ” 笑いをとってどうする。)
 口上は「白虎隊のDVDBOX買ってね」の旨。

・安井くん
 「シャーペンの芯はおれやすい。人の心もおれやすい。おれ、やすいけんたろう」
 安井くん、言い終わったあと心がぽっきり折れたと見える(=だだすべり)
 でもかわいい。
 
・M.A.D.のクオリティは安定してるなー。
 何を言ったかはなんとなく覚えてるけど割愛。
・あ、山本くんだけ。
 「実はダンスが大嫌いです。でも、そんなの山本じゃねえ!」と小島よしお化。
 (迷走するお年頃なんだな、きっと)
・M.A.D.の口上中はきゅーっと目を瞑って笑いを堪える戸塚さん(らぶりーすぎる)
 その戸塚さんの斜め後ろであからさまに顔を伏せて笑いを堪える安井くん(これまたらぶりー)

・後藤くん「僕のイニシャルはHG……ふへっ(笑)」
 自分で何かがツボったらしい。

・河合ちゃんの滝沢大将の口上は、頼もしいなー。
 この先ずっと続いていくとしたら、
 OPのダンスと、この口上の役目だけは河合ちゃんであって欲しい。
 そう思うぐらい、河合ちゃんの声が頼もしい。


しゃぼん玉
・個人的「安井コーナー」
・大森くんと渡辺ハルハルと仲良しな安井くん
・渡辺くんはどうも安井くんに懐いているらしい(そういえば雑誌でツーショットしてたっけ)
・今回は「翼くん」「滝沢こっちきて」「滝沢くん」の普通の流れ。
 (「ひであきvv」がもう一度見たかった)
・が、滝沢大将がうしろを向いている隙に、自分と大将の頭のあたりで手を水平にし
 自分の方が背が高いことをアピール。(客席くすくす笑い)
 大将、そんな安井くんに気付かず振り返ると、
 にこにこ顔で何食わぬ雰囲気の安井くん。(おそるべし安井)


安珍清姫
・辰巳くんの「つるり、つるりと……!」と大蛇と化した清姫道成寺の石段を上る、
 その言い回しがものすごく好き。
・江田くん、今日もかろうじてズボンは守れた。


マスク
・技ひとつひとつが去年より綺麗に決まるようになってる気がする。


下駄っぷ
・謙ちゃんお口チャック!(謙ちゃん=安井)
・ダンス自体妙な色気で踊る子だけれど、
 口も常に誘っているような半開き状態なんすよね安井くん。
 (しかし下駄っぷに色気はどうなんだ)
・んー確かにダンスを始めて半年強な感。


◎滝の白糸
・だから社長!サントラを……!


滝沢歌舞伎
◎シュノーケル戸塚
・水音にあわせてセリから出て来たとっつを初めて観た!(ぷるぷるしてた)
・「お師匠!」と駆け寄る戸塚さんはやっぱりわんこ。
・今回は大将もいろいろ表情で答えてくれた。


◎濱松屋
・M.A.D.がどんどん素敵なことに……!
・福ちゃん&たっつみーの下っ端コンビがえらいかわいい。
・そろばんでブーブーしてたりとか(たっつみー)
・大我くん@娘を殴った板を福ちゃんに押し付けたりとか(たっつみー)
・押しつけられてオロオロする福ちゃんと、知らぬ振りをしようと、
 帯をぎゅうぎゅう握ってオロオロするたっつみー。 (はぐれたペンギンか君ら)
・「俺たちなにも知りません」とばかりに舞台そでにちょこっと座ってしらばっくれるとか。

・伊藤くん&安井くんが「どんだけ〜!」「いかほど〜!」をやると、
 すかさず「のちほど〜!」な福ちゃんとたっつみー(たしか)。

・そして娘衆が男とわかるや否や全員でエガちゃん化。
・Gel様渾身の「きみたち男の子@男の子女の子/郷ひろみ
 (Gel様、実年齢はいくつなんだろう)

・大我くん「おい!松崎!」(ナイス大我くん!)

・ここでも恐るべし安井謙太郎
 「ええ〜かわいいのにい〜」と言いたげな辰巳くんに向かって投げちゅー。(はうあ!)
・その背後で安井くんの匂いを嗅ぎまくる福ちゃん。(……福ちゃん福ちゃん、嗅ぎすぎ)
・ああ、でも福ちゃん。安井くんはいい香りでしたか?(なんの話)
・しかし安井くんはいつからそんなにM.A.D.と仲良しに。

・若旦那こっしーはすべてにおいて素敵。
・番頭Gel様はすべてにおいて可笑しい。

・ところで「春の新作!」「かわいいよねー!」と反物に食いつく
 伊藤くん&安井くんはなにゆえそんなにリアルなのか(何故か負けた気分)

◎白波五人男
・みんなうまいなー。
・特に伊藤くん、藤間くんは自分が観た4回すべて安定してた。
・安井くんは声と目力ははなまるなので、あとは間を入れられたらよかったかな。

◎鷺娘
・雪降る演出の「ぼん、ぼん」という低音のBGMがものすごく好き。背筋ぞくぞく。
・登場の際に被っている綿帽子の様なほっかむりもものすごく好き。
・ひとつひとつの仕草が綺麗。
・終盤から曲調が激しくなってくるのがとてつもなく好き。
・だから社長!サントラを……!

◎櫓のお七
・ここにA席分払える。
・櫓の手すりに手を這わせて下を伺うお七の女らしい仕草などなどぐっとくる。
・鐘を打つ際の真っ赤なお着物の滝が絶品。
 (櫓の上からお七の赤い着物の裾を下まで垂らすので滝みたいな感じ)
・最後にパンっと照明と風を受けての決めがバシっと決まると背筋ぞくぞくする。
・自分も「滝沢ー!」「日本いちー!」って入れたい。

◎執着獅子
・いやもうだいすき。


忠臣蔵
・吉良みっくんの「桜舞散るなかでの浅野内匠頭切腹か……!」の声色が好き。
浅野内匠頭戸塚の切腹後、モニターに辞世の句が映し出されるのが好き。
・桜散る中に浮かび上がる
 「風さそう 花よりもなほ 我はまた 春の名残りを いかにとやせん」

・滝沢内蔵助と吉良側@女性ダンサーさんとの殺陣がショー的でやっぱり好き。
 とくに最後に正面から二刀流の女性ダンサーさんと切り結んで、
 ダンサーさんが頭の上で刀をクロスさせながら後ろに反り返って、
 正面から来た内蔵助の刀を避けるシーンがものすごくいい(わかり難い説明で恐縮です)

・悪役みっくんがとても好きだったりする。



<二幕>

・影絵のシーンやアドリブも何もかもお芝居とはわかっていても、
 三郎が殿から刀を授かる3人の別れのシーンになると、
 ああやって戯れていた義経と三郎と弁慶の姿はもう戻らないのだと思い、
 胸苦しくて仕方がない。(どうにも一度感情移入すると抜けられない質)

・しかし父さん盛大に噛む。焦ってどんどん早口に(悪循環)

・影絵シーンのアドリブは「タッキー&翼」どっちが好きか。
滝沢大将を「あんなにかっこいい人、他にいない!」と爽やかに言い放つ三郎。
 (ちょっと恥ずかしい)

・鎌倉軍北山のニヤリ顔が◎

・ところでずっと気になっていたのですが、勧進帳のシーンで関所通過の許可を頂いて、
 弁慶が懐に勧進帳(←大ボケしてたのでこそっと修正)を仕舞うのですが、
 その時の立ち方が弁慶じゃない。あれ、藤ヶ谷父さんの立ち方だと思う。
 仕舞う仕草に意識が行ってしまうのか、足への体重の乗せ方とか、
 歩き出す瞬間とか、ちょっとしたところが現代人。藤ヶ谷父さん。
 初見から気になってたけど、結局ずっとそのままだったのであれはあれでよかったんだろうか。

・鎌倉軍河合の快楽○人っぷりがぐっとくる。

・「死に損ないに用はない」とばかりに鎌倉軍に置き去りにされた三郎が、
 朦朧とした意識で「敵はここにいるぞぉ!」と叫ぶ姿が切なすぎて好きだ。
・この時周囲は暗く、三郎のみスポットライトなのがまた“独り相撲”感が増して◎

・三郎の最期の「おやかたぁ?」の問い掛けが、ぐっときてどうしようもなかった。
・ああ、本当に親方が大好きなんだね三郎。

・本日も絶好調、鎌倉軍河合のなんじゃっ……もとい「よしつねぇぇぇ!」(歯がとても白い)
・最後の叫びが思いのほかあっさりで、ちょっと、ちょっと物足りなかったみっくん(ごめん)

滝沢大将の背中に惚れた。


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