桜狂い散る@滝沢演舞城'08
河合ちゃんが大人になった。
戸塚さんも北山みっくんも藤ヶ谷父さんも大人になった。
そうしてお城も大人になった。
と思った今日という日、有給を取得して滝沢演舞城に行ってまいりました。
ここ2年ほどで滝沢大将好きになった祖母を連れ立ってのお城でしたもので、
どなたに言うでもなくこそっと行ってまいりました。
特にレポートも読まず、小耳に入る前評判のみでの自分的初日。
好きです、今回の演舞城。
(や、前回も好きです。前々回も好きです)
前回までに比べると出演Jr.も少ないですし、1幕の演目も従来のものはショート気味で、
事前に伝え聞いていた物足りなさや質素感という感想も確かにあると思いますが、
個人的には「大人っぽくなったな」というのが全体の感想です。
(そして安井くんがおもしろいです)
セットや小道具、衣装の配色、きらびやかさもさることながら、
派手さの追求よりも、ひとつひとつの“質”を上げているように思います。
今までの使い回しであったとしても、そう見える演出になっていたのではと。
(あくまで個人的にそう見えたのであり「それはない」等のツッコミはご遠慮願いたく)
『ジャニーズお得意の “SHOW”』というだけではなくて、
『滝沢演舞城』としての輪郭がはっきりしつつあるのではと。
うん、好きです。
滝沢歌舞伎は特に好きです。
そして今年も泣きました。気持ちよく泣きました。
戸塚三郎に泣かされた。
というわけで、以下ざっくりと感想。
ネタバレを避けたい方はこの先ご遠慮願います。
【滝沢演舞城】2008年4月10日 昼 1階
一幕
・OPで「河合ちゃんが大人になった……!」と感慨深くなる。
振付け自体はほぼ変わりないけれど、
以前は「ここは俺の見せ場!」と言わんばかりに
ガッガッビシッといった「気合いダンス」な印象があったのですが、
今回は指先の伸ばし方、腕の下ろす速度、
何より河合ちゃん自身の表現に、曲に合わせた柔らかさがあるような気がして、
「ああ、河合ちゃん大人になったなー」とOPから目頭が熱くなった。
・北山みっくんが全力でかわいい(ステージフォト買いそうになった)
・はじまって早々、戸塚さんの三白眼(トキメイて死ねます)
・よくよく観たら愛犬の上目遣い↑(もへて死ねます)
・本当にいたGel様。
・辰巳くんの声が素敵すぎる(すごく舞台映えする声だ)
・福ちゃんが福ちゃんで素敵だった。
・こっしーの存在が素敵すぎる。
・山本くんは何の理由があってのメッシュ茶髪か(総ツッコミくらっているようで)
・江田くんをこんなにまじまじと拝見したのは初めてです。
・不肖もりなが、本日より河合郁人の演舞城声担でお願いします。
(そうか、こういう時に「担当」って使おう)(←間違ってる)
・安井くん、“滝沢呼び”、“秀明呼び”(この子ハマるなー)
・MASKの入りの滝沢大将の語りとMASKの模様が去年と違う
・大人数が暗闇で発光MASKを持って踊るのですが、
誰だ、ひとりMASK逆さまに持ってた子は(YOUアゴが頭になってるYO)
・滝の白糸、やっぱりこの曲好きです。
◎滝沢歌舞伎
・かなり好きです。
・序盤の娘衆は大我くん、山本くん、藤間くん、安井くん、あと誰だ?
(そもそも合ってますか? 本日双眼鏡ナシ)
・姫役はあまりに綺麗なので大我くんだと思い込んでおりますがおけ?
・安井くんの女形メイクは早乙女太一くんを彷彿とさせます(たぶん安井くんで合ってるはず)
・踊りはなかなか優美だったと思う(これでも一応、日舞経験者)
・大店役のM.A.D.「4ユウ」がかわいすぎる。(雄大、裕貴、悠太、祐介の個人的括り)
・衣装の使い方が凄く好きです。
・お七がやぐらで鐘を打つシーンの衣装の赤さと、
ステージを彩る道具としての使い方が圧巻。
・もともと好きなんすよね、こういった舞台。
・この滝沢歌舞伎以降が本当にツボで登城回数増やそうと思った。
◎忠臣蔵
・せっぷく! 戸塚さんが切腹!
・桜狂い散るなかでの浅野内匠頭(戸塚さん)の切腹。
・北山みっくんがいい。すごくいい。
二幕
・みっくんがいい、すごくいい。
・みっくんの衣装が「紫&えんじ」基調で凄く綺麗(とてもよく似合ってる)
・三郎はちゃんと“戸塚さんの”三郎になってた。
ひょうきんで明るくて楽天家で臆病で、戸塚三郎だった。(風間三郎じゃなかったよ戸塚さん)
・アドリブシーン、三郎の襟元を掴んでくってかかる藤ヶ谷弁慶に
その顔の近さから「近いっ!ちかいっ!」と拒否る戸塚三郎。
たぶんこれ、相手がみっくんだったら「近いっ!」という、
“拒否”の形でのアドリブ返しはしなかったと思う。ふはははは。
(たぶん、戸塚さんは父さんにまだまだ不慣れ)
・勧進帳・富樫郁人にて、不肖もりなが、河合郁人の演舞城声担宣言。
・冗談抜きに、すてきな富樫だったと思う。
・お衣装もよく似合う。
・最期の戦いを前にして、殿から刀を授かる三郎、ここで泣く。
・受取る時、三郎は、指一本一本を順にゆっくり折り曲げ刀を握って行く。
その仕草と三郎の覚悟に泣いた。
・三郎の最期に、「がんばりました」と泣き笑う三郎に、泣いた。
・ひたすら泣いた。
・さぶろおおおおおおおおう!(風間三郎でも大号泣)
・弁慶の「殿、おさらばにございまする……!」が、ない!
あああああああ、このセリフだけはもう一度聴きたかった。
・でもやっぱり義経と弁慶の最期のやり取りはぐっとくる。
・三郎を斬る鎌倉軍たっつみー(無駄にかっこいいジャンブして斬らんでも)
・手下(?)が頑張って戦った後トドメだけ刺しに来る、ザ☆美味しい奴・鎌倉軍河合
・三郎を斬りまくって蹴り倒したあげく、
一瞥しただけで去っていく鎌倉軍河合がけっこうすき。
(特に一瞥、ふみきゅん、普段の経験をうまく演技に活かしてるね)
・そういえば戸塚さんは河合ちゃんに斬られたがってたな(コンサート構想@雑誌)
望むところか。
・腹黒いみっくんもすきです。
・絶叫するみっくんにも胸熱くなる(いい顔しやがってこのやろ)
・お城でここまで血糊使ったのは初めてじゃないかな?
・滝沢大将の漢レベルが上がってると思う。
・テーマソングの振りが手話になってる(ちょっと覚えたい)
・演舞城のサントラを出してくださいしゃっちょさん。<私信
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