滝沢歌舞伎 千穐楽

遅ればせながら滝沢歌舞伎 千穐楽おめでとうございます。





初日のあの寒さから1ヶ月しか経っていないとは思えない程の五月晴れの暖かさの中、
誰1人欠けることなく無事千穐楽を迎えられてよかったです。
1ヶ月間の男祭りお疲れさまでした。素敵な舞台をありがとうございました!


というわけで行ってまいりました千穐楽
終わってしまうのが寂しくて、あのキャストが揃う舞台が観られないのかと考えると、
開演前は妙にしんみりしてしまっていたのですが、いざ開演してみれば、
名残惜しさを引きずる事もなくすっきりと見届けられました。

要所要所でオペラカーテン向こうや袖から「ッシャー!」と気合い入れの声が聴こえて、
その声がひとつ聴こえる度に、寂しさもひとつ昇華されていった感じです。
いやしかしここで聴こえてくるのはまずいんでないかい、って時もあったけど。
客席まで意外と聴こえるから!気をつけて!(本当に男祭りだな〜)


そして初日〜中日ぐらいまでは充実したような幼い笑顔で「WITH LOVE」を歌っていた宮舘さんが、
昨日はやり遂げたような、感情を全開にするよりは、じんわりと想いを湛えた大人っぽい表情でそこに立ってて、
予想に反したその顔に、どれだけ沢山得るものがあったのだろうと、いい顔だった。本当にいい顔だった。
先入観は極力持たない様にと理想論では考えていても、
実際はもっと「終わったー!」って子供みたいな顔になるかと思ってた。いかんですね。
それと同時に、舞台に立っていてくれることがどんなに自分にとって力になるのかを改めて感じたり。



そういえば忠臣蔵の「殿中でござる!」と客席で叫び回るシーンで、
ナベショくんが最後の最後でビシっと「千穐楽でござる!」と叫んで捌けていって、
「そうか!千穐楽か!」とそこで改めて背筋を正してみたりしましたね。(「ござる」がかわいい)
聴くところに寄るとナベショくんだけでなく他の子も「千穐楽でござる!」を最後に言っていたみたいですね。
あと、「いにしえ」で宮舘さんとナベショくんが頷いてにこにこし合っていたのを見て、
気合い充分なんだなーとも。(普段この2人はあまりステージ上では絡まないもんだから)


あ、最後の「LOVE」の文字は「250回」になってました。
演舞城から通算250公演目だったそうで、
全公演出演しているのは戸塚さんと河合ちゃんと後藤くんだけなんですね。
カーテンコールに後藤くんが居なかったのは残念だけれど、
後藤くんはちゃんと口上でアピールしていったのでさすがだなと。
(……藤間くんもじゃなかったっけ?違うっけ?)
(と思ったら欠席公演があったんですね)


最後の挨拶で呼ばれて前に出てきたすのーまんが、
ナベショくんやのんちゃんもマイクを渡してもらったのに、
横一列に並んでみんなでサナティが真ん中に出てくるのを待ってたのがおもしろかったなー。
おろおろ縋るような目でサナティを待つすのーまん。(確かにこういう場でしゃべるのはサナティだ)
さっくんも少しお話させてもらってよかったよかった。(サナティ曰く「うちの佐久間」)
宮舘さんはいいお辞儀だった。

詳細な感想は書けたら別エントリで。




ただ松崎さん、千穐楽だからって滝様にリアルにちゅーするのはどうかと思うぞ。



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